タシュクルガン
- タシュクルガンとはタジク語で「石の城」の意。
- 平均高度4000ｍ、面積2万5000Km2、年平均気温−3.2℃(冬期は−30〜−34℃になる)、年間平均無霜期間（霜が降りない日）70日。
- 牧畜：ヒツジ、ヤギ、ヤク、牛、馬、ラクダ。
- 農作物：小麦、米、大豆等。
- タシュクルガン・タジク自治県には12民族、2万3000人が暮らす。タジク族が81％で最も多く、また中国内のタジク族の６割がこの地に居住する。
- タジク族については中国の古文書に「高鼻深目」と記載されている。タジク語は印欧語族に属する多音節語。
- 3000年前から人が住んでいた跡がある。
- 城壁は2000年前(漢)から築かれた。727年(唐)にタジク王国の首都となる。現在石頭城として残る城壁は清朝のころに築かれたもの。内城と外城があり、内城には王族と軍隊が、外城には一般の人々が住んだ。外城の全長は3000ｍあった。1947年に外城を取り壊し、現在の市街を建設した。
- 1954年に自治県成立。
- 城跡はまったく顧みられなくなっていたが、1986年に自治県政府は、故城を修復し名所旧跡として外国人旅行者にも公開することを決定した。
〈パミール展覧館の展示およびタシュクルガン外事処のパハラジャン処長の説明より〉
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更新：
2002/5/6
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